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メーカー直営店のこだわり ~「440Hz」にまつわるお話~

今回の話題は少し長くなりますが、
飽きずに最後まで読破してくださいね

私ども補聴器のフィッターは、補聴器のフィッティングに際し、
関連する様々なことを日々勉強しています
その中で、音の物理的な側面についても、ある程度知識を持っておかなければなりません。

耳鼻咽喉科や健康診断等で聴力検査を行ったことがある方であれば
「Hz(ヘルツ)」や「dB(デシベル)」という言葉を耳にしたことがあるかもしれません。

音には「大きさ」「高さ」「音色」の三要素があり、
音の「高さ」を表す単位が「Hz」、
音の「大きさ」を表す単位が「dB」です。

今回は、この音の高さ「Hz」にまつわるお話です

皆様はオーケストラの演奏会に行ったことはありますか?
演奏会では、演奏前にチューニングといって楽器同士の音合わせを行います
この基準となる音を出すのがオーボエという木管楽器で、
通常オーボエからコンサートマスター(第一ヴァイオリンのトップ奏者)が音を合わせ、
それからオーケストラの各楽器が合わせていくという仕組みです。

この音の高さ、「ラ」の音で大体440Hzという高さです。
(実際には、オーケストラの各団体によって高さが微妙に異なっていて、
昔よりも最近の方が徐々に高くなる傾向にあります。)

耳鼻咽喉科の標準純音聴力検査、あるいは健康診断の聴力検査で、
通常最初に検査する音の高さ(1000Hz)の1オクターブ下の音(500Hz)より、もう少しだけ低い音です。
少しイメージが沸きましたか?普通、沸きませんよね


チューニング風景


別なもので表現すると、最近耳にする機会も少なくなりましたが、
毎正時をお報せするNHKの時報の音、この音の低い方も440Hzです。
「ピッ」「ピッ」「ピッ」「ポーン」が「440Hz」「440Hz」「440Hz」「880Hz」といった感じです。
もう少しイメージが湧きましたか?

さて、少し話が飛びます。

赤ちゃんの産声、国や母国語の違いによってその聞こえ方や表現も違うかと思います。
日本語では「オギャー」でしょうか?
しかし、純粋に「音」としては不思議なことに万国共通で、
その高さは先ほどのチューニングの音と同じ440Hzだそうです。
チューニングと産声の音の高さが共通なのは、実は偶然ではありません。
国際標準ピッチ(ピッチは「音の高さ」の意)として1939年にロンドンの国際会議で定められた際、
「世界共通の産声の高さ」を参考にしたというのが通説となっています。


産声?


またまた話は飛びます。

蒸気機関車(SL)の汽笛の音色を覚えていますか?
もう現役からは遥か遠のいていますが、動態保存として今も全国の数箇所で元気に走っています。
最近のホット(?)な話題では、静岡県の大井川鐵道で
「機関車トーマス」を模した本物のSLがこの夏から走っているとか。


汽笛


記憶の片隅から引き出してくると・・・
遠くから聞こえるその汽笛の音色は、哀愁や郷愁をそそるのではないでしょうか?

さてさてこの音の高さ、
実はこちらも先ほどのチューニングの音と同じく440Hzくらいの高さのものが多いそうです。
さすがにこれは偶然の一致でしょう。
しかし、汽笛を聴いて郷愁を覚えるのは、無意識のうちに産声に関連付けるからなのかも知れません。

オーケストラの演奏会に行く機会がありましたら、
演奏前のチューニングの音を聴きながら、産声や汽笛の音に思いを馳せてみるのも面白いかも知れません
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