補聴器と医療費控除
- 2017/03/24
- 18:44
さて、少し時期は過ぎてしまいましたが、
今回はお客様からのご質問も多い
「補聴器と医療費控除」
について復習したいと思います。
「医療費控除」とは、
病気や怪我のために病院へ入通院した際にかかった医療費が、
確定申告すると一部が税金(所得税)から差し引かれる、
という制度です。
医療費控除は、一般的には医療にかかった経費の合計が10万円を超えた場合に超過分が還付されます。
「補聴器は対象にならないの?」
と疑問をお持ちになる方もいらっしゃると思いますが、
補聴器が「医師等による診療や治療を受けるために必要」な場合に限り対象となります。
詳しくは国税庁のホームページをご参考にしてください。
加齢による聴力低下、
単に聞こえが悪いから補聴器をしている、
だけでは控除対象とはなりません。
医療費控除を受ける際には原則として、
「医師の診断書」が申告時に必要となりますので、
耳鼻科での診察と診断書が必須です。
該当するかも?と思い当たる節がある方は、
お近くの税務署に相談してみてはいかがでしょうか?
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